証拠はテールゲートの擬装!? ポルシェ・パナメーラ スポーツツーリスモ、初の改良型プロトタイプをキャッチ

●一見ノーマルモデルに見えるプロトタイプ。各部から予想される改良型の姿とは?

ポルシェのワゴンモデル「パナメーラ スポーツツーリスモ」の改良型プロトタイプをオーストリアの市街地で目撃しました。

スポーツ ツーリスモは2代目「パナメーラ」をベースにしたポルシェ初のシューティングブレークで、2017年に初代が誕生したばかりです。長いルーフラインから続く傾斜したリアウィンドウは、優雅なクーペのようなシルエットを醸し出しています。

目撃したプロトタイプは、一見フルヌードのように見えるため現行モデルと錯覚しますが、この車両が試作車であることは、テールゲートに装備されている擬装が証明しています。おそらく、クロスオーバーSUV「カイエン」に似たレイアウトを持つ、再設計されたLEDストリップライトになると思われます。

フロントエンドでは、ヘッドライト、エアインテークを含むバンパーの修正も間違いないでしょう。またコックピットの撮影にも成功しましたが、ステアリングホイールにカバーがされていることから、新デザインになる可能性も高いとみられます。

パナメーラ ツーリスモのトップモデルには、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンと電気モーターを組み合わせた「パナメーラターボS・Eハイブリッド スポーツツーリスモ」が設定されており、システム合計の最高出力は680psを発揮します。改良型でも引き続きラインアップされますが、現在のゼロエミッション最大走行距離49kmが向上する可能性もあるようです。

改良型のワールドプレミアは最速で2020年3月のジュネーブモーターショー、あるいは秋のパリモーターショーが予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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