日産・ジューク、新旧モデルがツーショットで出現。その違いとは?

●比べてみると違いがクッキリ。新旧の日産・ジュークがランデブー

日産のコンパクト・クロスオーバーSUV「ジューク」の新型プロトタイプが、初めて現行モデルを伴って姿を見せました。

開発車両を単体で見ていた時はキープコンセプトと思われたデザインも、比較するとかなり異なっていることがわかります。

フロントエンドを見れば、まずボンネットフードの形状が前方に絞り込まれている現行モデルに対し、新型ではゆるくラウンドした形状に再設計されています。これにより、フード開口部外側に備えられていたフロントコンビランプが下方へ移動し、薄くシャープなデザインに。

ボディいっぱいに広がっていたグリルは、タイトに、そして大型化され存在感を増しているるようです。またカモフラージュされて最終デザインは不明ですが、大型の円形ヘッドライトはコンパクトに修正されている可能性もあるでしょう。

後部に目をやると、サイドミラーがドアへ移動され、テールゲートへ続くスポーティなキャラクターラインが張り出しているのも特徴的です。

新型ではルノー最新モデルと「CMF-B」プラットフォームを共有し、ホイールベースが延長されると思われます。

居住空間がアップされる室内には、刷新されたダッシュボードを装備。最新のインフォテイメントシステムや、運転支援システム「プロパイロット」最新バージョンなどが搭載されるはずです。

予想されるパワートレインは、1.0リットル直列3気筒ターボエンジンと1.5リットルdCiディーゼルエンジンのマイルドハイブリッドのラインアップとなり、ハイグレードは全輪駆動がオプション設定となります。また1.6リットル直列4気筒エンジン+電気モーターのPHEVモデルが設定される可能性が高く、9.8kWhのバッテリーと組み合わせることでEV走行30km程度が予想されています。

ワールドプレミアは今秋が濃厚で、2020年初頭から発売が期待できそうです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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