クラス最強のワゴンが誕生。BMW 3シリーズ ツーリングに初の「M」が設定

●「M3ツーリング」はライバルを凌駕する最高出力480psを発揮

BMWは現在、新型「3シリーズ」に設定される最強モデル「M3セダン」を開発していますが、同時にシリーズ初となる「M3ツーリング」を開発している可能性が高いことが英Autocarの調べでわかりました。

M3ツーリングに関しては昨年、発売されると噂になりましたが、その後情報が途絶え、設定は微妙とされていました。しかし最新情報では、上層部から決断が下され開発はスタートしている可能性があるようです。

CGアーティストのAksyonov Nikita氏から入手した予想CGでは、スプリッターを備えるコーナーエアインテーク、グロスブラックのキドニーグリル、リップスポイラー、ワイドフェンダーなどアグレッシブなエクステリアが見てとれます。

現在「M3」に一番近いのは、先日設定が発表されたばかりの「M340i xDriveツーリング」です。パワートレインは、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力374psを発揮。0-100km/h加速4.5秒のパフォーマンスを誇ります。

一方「M3 ツーリング」では同エンジンをブーストアップし、最高出力480psを発揮すると予想されます。これはライバルとなる「AMG C63 ステーションワゴン」の476ps、「RS 4アバント」の450psを超えるクラス最強ワゴンの誕生となることを意味します。

「M3セダン」のワールドプレミアは、9月のフランクフルトモーターショーと予想されており、M3ツーリングが設定される場合、公開は最速でも2020年秋以降となるでしょう。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる