アメリカでの買取価格ナンバー1は? トップ10に日系メーカー6台がランクイン!

アメリカ市場における中古車価格の目安として信頼を集めているKBBことケリーブルーブックが、2012年モデルの予想買取価格ランキングTOP10を発表しました。残存価値が高く数年後に手放したときに値落ち率が低いと予想されるクルマのランキングというわけです。

 

その気になるランキングの栄えある1位はジープ・ラングラー。3年後の残価率は68.0%とかなりの高レベル。条件が異なるので日本市場と比較はできないものの、日本ではトヨタ・ランドクルーザーが残存価値が高いモデルで、日米でクロカンモデルの人気が高いというのは、マーケットの違いを考えると、意外な共通点でしょうか。

 

つづいてKBB 2012 Best Resale Valueを見ていくと2位と3位がトヨタ車。2位につけたのはFJクルーザー、このクルマについては『ジープ・ラングラーの対抗馬としてトヨタが生み出したモデル』と紹介されているほどで、まさしくクロカンの人気は定番というわけ。

なお3位はアメリカ専用といえるライトトラックのトヨタ・タコマ。おなじく日系のライトトラックでは日産フロンティアが9位にランクインしています。

 

そして4位から8位までは大小様々なSUVが名を連ねているのは、世界的にSUVブームということを再確認させてくれます。なお4位はヒュンダイ・ツーソン、5位はアウディQ7といった具合で、そこにインフィニティFX、間もなくモデルチェンジするホンダCR-V、レクサスRXと続きます。

 

そして10位はシボレー・カマロ。ようやくスポーツカーの登場というわけですが、アジア圏では人気の高い4ドアセダンですが、残存価値という指標で見ると、アメリカ市場では人気薄というのはマーケットの成熟度なのでしょうか? また日本ではプリウスの残存価値が高い傾向にありますが、まだまだハイブリッドにはそれほどの将来性を見出していないというか、マーケット規模が小さいようです、アメリカでは。

 

 

2012 Best Resale Value

1位 ジープ・ラングラー(3年後の残存価値:68.0%/5年後の残存価値:55.0%)

2位 トヨタFJクルーザー(3年後の残存価値:67.0%/5年後の残存価値:50.0%)

3位 トヨタ・タコマ(3年後の残存価値:64.0%/5年後の残存価値:49.0%)

4位 ヒュンダイ・ツーソン(3年後の残存価値:64.3%/5年後の残存価値:45.3%)

5位 アウディQ7(3年後の残存価値:63.3%/5年後の残存価値:44.3%)

6位 インフィニティFX(3年後の残存価値:58.0%/5年後の残存価値:44.0%)

7位 ホンダCR-V(3年後の残存価値:60.3%/5年後の残存価値:43.5%)

8位 レクサスRX(3年後の残存価値:64.0%/5年後の残存価値:43.0%)

9位 日産フロンティア(3年後の残存価値:56.2%/5年後の残存価値:42.8%)

10位 シボレー・カマロ(3年後の残存価値:57.0%/5年後の残存価値:42.2%)

基本的にランキングは5年後の残存価値を元にしているといえますが、3年後と5年後では微妙に順番が入れ替わるのも興味深いところではないでしょうか。

 

 

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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