小さな子どもがいるファミリーでミニバンに乗っている方の定番アイテムといえば、後席用リヤモニターでしょう。前席のヘッドレストに装着するタイプや天井格納型などがあります。
この市場をリードしてきたのがアルパイン。同社は2005年に「リアビジョン」発売して以来、ヒットを飛ばしてきました。ライバルも参入する中、伸長するミニバン市場において車種専用の取付キットを開発することで、キャビンに違和感のない美しい取付けを実現してきました。
ほかにも、ヘッドレスト取付け型やアーム取付け型など、ミニバンだけでなく多様な車種に応じて後席でエンターテインメントを楽しめる後席用モニターもリリース。
2019年の7月中旬から発売される「スリム・リアビジョンシリーズ」は、その名のとおり薄型/スタイリッシュなデザインが特徴で、室内装着や後方視界拡大を実現した8モデルが用意されます。
アルパインによると、ミニバンでは定番の天井取付け型モニターの中で「目立たなく、スッキリとした装着にしたい」というニーズが高いそう。同社では、12.8型の「リアビジョン」で天井埋め込み型の取付けキットを開発、大画面の違和感ない装着を実現済みで、10型でも薄型で目立たぬ装着性が求められていたそう。
新製品は、天井取付け型の10.1型「リアビジョン」を中心に、アーム取付け型とヘッドレスト装着型でもスリムなデザインにすることで、これまで以上に違和感のないスッキリした装着を実現。
10.1型天井取付け型「リアビジョン」では、10.1型の従来機(RSA10S-L-B/S)と比べて本体で約30%、モニター部で約50%のスリム化を実現。モニターの収納時に存在を感じさせない装着性を実現するとともに、ルームミラーへの映り込みなど後方視界の確保も可能とされています。価格はオープンプライスです。
(塚田勝弘)