【新車】マイナーチェンジを受けたレクサスRXは、より上質な走りも実現

●新型レクサス・RXはボディ剛性の向上やデバイスの最適化により、走行性能も向上

エクステリアデザインの刷新、インパネやシートの使い勝手向上、安全装備のさらなる強化が図られたレクサスRXのマイナーチェンジモデル。2019年8月下旬の発売が予定されています。

走りでは、スポット溶接の打点を増やすとともに、構造用接着剤の接着長も拡大させることで、ボディ剛性を向上。これらにより、優れた操縦安定性・乗り心地を実現したそうです。

サスペンションまわりでは、ハブベアリングの剛性を高めることで、車両の応答性を向上させるとともに、スタビライザーバーの剛性も引き上げられ、アンダーステアの軽減とロールの低減が図られています。

また、コーナリング中にアクセルを踏み込んだ際に発生しやすいアンダーステアを抑制する「アクティブコーナリングアシスト(ACA)」の採用や、EPSのチューニングなど徹底的な改良を加えることにより、リニアなステアリングフィールと思い描いたラインを正確にトレースできる高い操縦安定性が得られたそうです。

ほかにも、末弟のレクサスUXなどと同様に、ショックアブソーバーに「フリクション・コントロール・デバイス」が追加され、路面からの微小な入力による高周波振動を低減。フラットな乗り味と操舵時の応答性向上を実現したとしています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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