●ナンバーは「5」か? ポルシェ・カイエン クーペにGTモデルが設定
ポルシェのクロスオーバー・クーペSUV「カイエン クーペ」に、ハイパフォーマンスモデルを設定する計画があることがわかりました。
カイエンはランボルギーニのクロスオーバーSUV「ウルス」と同じ「MLB Evo」プラットフォームを採用する兄弟車ですが、今度はその心臓部までをも移植する計画があるようです。
「カイエン クーペ」のパワートレインは3.0リットルV型6気筒ガソリンターボエンジンで最高出力340psを発揮、「カイエン ターボ クーペ」は最高出力550psを発揮する4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載しています。
一方のランボルギーニ ウルスは、同じ4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載しながらも、最高出力650psを発揮します。
この高性能モデルにウルスのパワートレインが移植された場合、「ターボ」の550psより強力ですが、史上最強モデル「パナメーラ ターボS E-ハイブリッド」の680psより控えめの641ps程度が予想されます。ただし、軽量化が図られるとともに、シャーシとサスペンションの再調整もされる可能性が高く、カイエンファミリー最強・最速モデルになることは間違いありません。
狙うはメルセデス「AMG GLC63S」が持つ、ニュルブルクリンク市販SUV最速ラップ「7分49秒369」となりそうです。
ネーミングに関してですが、ポルシェブランドの高性能モデルは「GT」の後に数字が入るため「カイエン クーペGT」となることはないはずです。「911」にすでに「GT1」「GT2」「GT3」が存在しており、それらを除外すると、2015年に商標登録されている「GT5」が有力候補となりそうです。
(APOLLO)