日産が提供するスーパーGTのFRO車両「パトロールNISMO」は、 428ps/560Nmを誇るモンスターSUV

日産自動車は「SUPER GTシリーズ」のファースト・レスキュー・オペレーション(FRO)車両として、「パトロールNISMO」を提供すると発表しました。5月4日の「SUPER GT」第2戦の決勝レースが行われる富士スピードウェイにおいて、贈呈式が行われます。

FRO車両は、レース中にアクシデントが発生した際に、ドライバー、ドクター、レスキュースタッフが乗車し、迅速に救助活動を行うことを目的としたレスキュー車両。今回、提供される「パトロールNISMO」は、日本未導入の大型SUVである日産パトロールがベースです。

「パトロールNISMO」は2015年10月にドバイで初公開されたモデルで、同社が60年以上にわたり世界の過酷なレースで戦い、勝利を収めてきた経験と知識をもとに、高度なレーシングテクノロジーを搭載したという高性能「NISMOロードカー」シリーズの1モデル。

搭載されるエンジンは5.6LのV8ガソリンエンジンで、NISMOのチューニングにより428ps/560Nmという圧倒的なアウトプットを持ち、大柄なボディからは想像のつかない俊敏なハンドリングを併せ持つという、究極のパフォーマンスSUVになっています。

なお、これまで長年FRO車両として活躍してきた「スカイラインクロスオーバー」からバトンを引き継ぎ、激闘のSUPER GTレース活動を支えていくとしています。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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