スーパーカブC125のシートがデニム生地に!? カスタム先進国のタイでユニークなマシンを多数捕獲【バンコクショー現地レポート】

■ スーパーカブC125オーナーは参考にしたいカスタムが多数登場!

タイ王国の首都、バンコクで開催された「バンコクモーターショー」。2輪メーカーも数多く出展していたのですが、そこでとくに注目を集めていたのが、ホンダのスーパーカブC125です。ショー会場を訪れていたミニバイクパーツメーカー「Gクラフト」の篠原大輔さん(通称しのP)が、その模様をレポートしてくれました!

ホンダのブースとは別に設けられていたCUB HOUSEブース。CUB HOUSEとは、タイで展開されているモンキー125とスーパーカブC125のみを販売しているショップのこと。カフェが併設されていたり、アパレルが販売されていたりと、ライフスタイルの提案も行なっているのが特徴です。

ちなみにCUB HOUSEの「CUB」は、
・C:Culture(カルチャー)
・U:Unique(ユニーク)
・B:Bikes(バイク)
の頭文字からとられています。

では、そのCUB HOUSEブースに展示されていたスーパーカブC125(現地名C125)のカスタムマシンをチェックしてみましょう。

まずは、デニム生地でシートカバーをアレンジしたマシンの登場です。

赤いシートのノーマルとは、かなりイメージが変わっています。ただ、デニムのシートに雨対策が施されているかは不明です(笑)。

そして、レッグシールドを大きな白いキャンバスかのようにペイントしているのも印象的です。

リヤビューで目を引くのがアルミのビレットキャリアです。

タイのバイカーズ製で、アルマイト処理によってカラフルに仕上げられています。荷物を積むと隠れてしまうのがもったいなくなる、オシャレな演出です。

ブルーのイメージが強いC125ですが、こちらは日本で販売されたスーパーカブ60周年アニバーサーリーをモチーフにカラーリングされています。各部にあしらわれたゴールドもアクセントになっています。

ユニークなグラフィックの数々にも注目です。

カッパー色に染められたC125。部分的に色を変更することで、ラグジュアリー感が増しています。

マフラーはモリワキ製をチョイス。

こちらはタイのホイールメーカー、Dprojectが製作したC125です。フェンダーカットやハンドル&ホイールなどの変更によって、ボバースタイルのような雰囲気を醸し出しています。

ハブ、スペーサー、リムの3ピースで製作されたホイール。スペーサーは切削加工にて製作されているので、自由にデザインできるのが特徴です。

(文・写真:篠原大輔/まとめ:クリッカー編集部)