硬派なボクシースタイルに注目。プジョーのクロスオーバー・新型「2008」は電動化へ

プジョーは、3月のジュネーブモーターショーで欧州Bセグメント・ハッチバクの新型「208」を初公開しましたが、そのクロスオーバーSUV版となる「2008」をこれまでで最もカモフラージュの軽い状態でカメラが捉えました。

「DS3 クロスバック」のプロトタイプと一緒に捉えた開発車輌は、これまで隠されていたフロントグリルを開放。さらに「208」同様の3本の牙のようなデザインをあしらったヘッドライトや、バンパーに伸びる縦型のLEDデイタイムランニングライトの一部などが見てとれます。

窓ごしに捉えたコックピットは、「208」新型同様にデジタルクラスタやタッチスクリーンを採用。最新のi-Cockpitを搭載し、より直感的操作を可能にします。次期型では「CMP」プラットフォームを採用し、88ポンド(約40kg)の軽量化が図られるとともに、ボディが拡大されます。またルーエンドに丸みをもたせる、流行りのクーペスタイルと一線を画する硬派なボクシースタイルとなりそうです。

パワートレインは、エントリーモデルに1.2リットル直列3気筒「PureTech」の進化系ガソリンエンジン、ディーゼルでは、1.5リットル直列4気筒「BlueHDi」の最新世代を搭載し、電動化の加速も見られそうです。内燃機関から遅れて、48VマイルドハイブリッドモデルやフルEVモデルを投入予定で、EVの航続距離は350kmから400kmを目指して開発されているようです。

「2008」のワールドプレミアは、2019年秋以降が有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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