BMWが新たにEV市場に投入する4ドアクーペ「i4」プロトタイプの実車を、豪雪のスカンジナビアでカメラが捉えました。
「i4」は、「i3」「i8」そして2019年内にも登場が噂されるクロスオーバーSUV「iX3」に続く「i」ブランド第4弾のモデル。ベースとなるのは2017年のフランクフルトモーターショーで発表された「i ビジョン ダイナミクス」とされていますが、実車を見るとレギュラー幅のフェンダー、実用性を高めたハッチバクデザインなど、「4シリーズ グランクーペ」に近いフォルムが見てとれます。
しかし、縦に伸びるEV用キドニーグリルや、ヘッドライトのデザインなど、「i4」から継承される部分も多くあるようです。またカモフラージュされたドアハンドルからは、手をスライドさせるだけでドアが開く最先端技術の採用なども予想されています。
プラットフォームには「CLAR」モジュラーアーキテクチャを採用し、駆動方式はFR及び全輪駆動がセレクト可能に。パフォーマンスは、第5世代「eDrive」テクノロジーにより、最高出力370psを発揮。航続距離は340〜435マイル(550km〜700km)、0-100km/h加速はクラス最速の3.8秒が予想されています。
BMWのハラルド・クーガー会長によると、2021年に世界デビューを果たすといいます。おそらく9月のフランクフルトモーターショーがワールドプレミアの場となりそうです。
(APOLLO)