4月1日のトヨタ東京直営販売店の融合に伴い、新しいレーシングチーム「GR TOKYO Racing」が誕生。3月13日にGR Garage東京三鷹に多くのメディアにお集まり頂き、新チームの体制発表が行われました。
新チーム・新体制のもと、水谷大介選手が86/BRZレースのプロクラスにステップアップ、長山等選手、咲川めり選手、そして昨年に続いて長野五輪金メダリストの清水宏保選手がヴィッツレースに参戦され、私はコドラの寺田昌弘選手とともに、TGRラリーチャレンジに2年目の挑戦をします。
昨年は初のラリーに挑戦ということで、慣れないグラベルや両脇に苔の生えた路面、側溝や溝を攻略するなど、サーキットには存在しない路面を走るとあって、毎戦驚きと戸惑いが入り混じった新しい感覚で1年間をなんとか走り抜きました。
ラリー独特の走り方に戸惑うことが多く、また少しでも上位に食い込めるよう、色んな練習もさせて頂きました。閉鎖された峠道の走行会や、あの「峠」で有名な群サイ(群馬サイクルセンター)、時には北海道まで出かけて大ベテランの奴田原文雄さん主催のラリースクールにも参加させて頂きました。
そして、弘前大会では無念のリタイアもありましたが、そのほかの大会では何とか完走してポイントもゲット、お陰さまで関東シリーズをラインキング5位で昨シリーズを終えることができました。
私は昨季同様に86でC-3クラスに参戦、全12戦中5〜6戦に出場する予定です。
茅野や渋川といった昨年と同じ会場もありますが、ラリーは毎年コースが変わるし、事前練習は許されないルール。TGRラリーは当日朝のレキ1回で本番を戦うので、そこが難しい部分でもありますが、サーキットでは味わえない面白さがあります!
さらに、今年は心強い味方としてPIT ORCがメンテナンスアドバイスに加わって頂ける予定にて、「毎戦表彰台」を目標に頑張ります。マシンのラッピングも新しくなりますので、遠征先ではぜひ皆さんにも観戦頂けると嬉しいです!
(レーシングドライバー・塚本奈々美)