【名門「イスパノ・スイザ」からハイパーPHVが登場】
スペインで自動車や航空エンジンの設計と生産を手がける「イスパノ・スイザ」は、新型プラグインハイブリッド「Maguari HS1 GTC」を世界初公開しました。
「スペインのスイス」を意味するイスパノ・スイザは1904年に設立されましたが、1968年には休眠状態に。しかし2000年に「HS21」で復活し、翌年には「HS21-GTS」を発表、現在はスペイン・バルセロナに本社を構えています。
公開された最新モデルは、鋭いヘッドライト、攻撃的なボンネットやエアインテークを備え、まるで凶暴なサメのようなフロントエンドです。またリアエンドには、大型のエアアウトレット、ジェット機のタービン風クワッドエキゾーストパイプ、ディフューザーを装備しています。
パワートレインは、ランボルギーニ「ウラカン」から流用される5.2リットルV型10気筒NAエンジンをミッドシップにマウントし、電気モーターと合わせ最高出力は1,070psを発揮します。0-100km/h加速は2.8秒、最高速度は379km/hと、世界最速レベルのパフォーマンスを発揮します。
車名の「Maguari」は、南アメリカで発見されたコウノトリから由来しており、吸気口の間やリアフェンダーには、コウノトリをイメージしたオブジェや紋章が配されています。
(APOLLO)