●「コーティングとプロテクションフィルム」で愛車のボディを保護
愛車を魅せる ── 東京オートサロンには、そのことにひと際気を使う人が多く集う場所でもあるといえるのではないでしょうか。同時に、洗練されたフォルム、他にない個性を演出するエアロパーツで迷うばかりではなく、クルマそのものの塗装を守り、洗車を怠らず、常にきれいな状態にしておきたいという方も少なくないのではないでしょうか。
東京オートサロン2019には、カーコーティングから洗車、カーケア用品など、「クルマをきれいにする」ことを全般的に手掛ける株式会社クリーンエクセルもブースを構え、来場者に様々な提案をしていました。さらに来場者からは様々な相談もあったようで、経験とノウハウでアドバイスする光景が、ブースをお邪魔した際にも見られました。
今回の展示では、新たに手掛ける「プロテクションフィルム」関連にも力が入ります。ブース中央には、プロテクションフィルムが施工された白いアルファロメオ・ステルヴィオが展示されていました。
塗装を守る頼もしい存在である「プロテクションフィルム」の施工例と、施工されたクルマが持つ風合いなどを実際に間近で見られるとあって、クルマの周囲は多くの人で賑わっていました。
プロテクションフィルムは北米などで一般的になりつつあるアイテム。砂ぼこりや紫外線などで塗装面が受けるダメージを最小限にします。ここ数年日本でも注目が集まっており、施工する人が増えているアイテムです。
納車されたらコーティングという人は少なくないでしょう。しかし、こだわる人の中には部位によっては塗装色を覆い隠すことなくクリアな保護フィルムを施工し、「納車されたら、コーティングとプロテクションフィルム」という流れが徐々に浸透しつつあります。クリーンエクセルではそんな市場の傾向を教えてくださいました。
プロテクションフィルムは車種ごとに専用の型取りが既にデータとして存在していて、施工業者にとっても無駄がなく簡便。ユーザーにとっても安定かつ高品質な施工が、短時間の作業時間で受けられるところが特徴だといいます。その特徴をまず、身近にして小さな部分で体感してもらおうと、頻繁に手が触れて、知らぬ間に爪で傷がついてしまっているドアノブのボディ側の個所。そういった部分のプロテクションフィルムを会場でサンプルとして出力するサービスも実施していました。
複雑な局面も多い最近のクルマでも簡単に施工できる樹脂製のスクレイパーなど、用品も充実。フィルムの樹脂の柔らかさも複数用意し、ボディを傷つけずに的確にフィルム施工ができるような用品も用意されているからこそ、愛車の美しさが保たれるということではないでしょうか。
クルマの塗装のいい状態を長く保つための方法の一つとして「プロテクションフィルム」はますます注目されそうですね。
(中込健太郎)
【関連リンク】
クリーンエクセルのWebサイト
http://www.cleanexcel.co.jp/