●「ゴルフR」譲りのエンジンで、最高出力300ps超を発揮する「T-ROC R」
フォルクスワーゲンの小型クロスオーバーSUV「T-ROC」に設定されるハイパフォーマンスモデル「T-ROC R」の開発車両を、ニュルブルクリンクでキャッチしました。
ニュルを爆走するプロトタイプは、ベースモデルよりローダウンされ、ベースモデルより大型のコーナーエアインテーク、リップスポイラー、クワッドエキゾーストパイプ、大径ホイールを装着しています。直線では圧倒的な加速力と安定性をみせ、高速コーナーではサスペンションがハードに設定されているようです。
2017年に公開されたベースモデルは、7速「DSG」と組み合わされる直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」を搭載し、最大出力184psを発揮します。一方、「R」では「ゴルフR」から移植される2リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載、最高出力は驚異の300ps超えと強力なパワーが特徴です。
「R」のワールドプレミアの場は早ければ2019年3月のジュネーブモーターショーですが、遅れても秋までには発表される可能性が高いようです。
(APOLLO)