【CES 2019】ヒュンダイが四足歩行可能な昆虫型コンセプトカーを発表!

ラスベガスで開催されている世界最大級の家電見本市「CES 2019」で、ヒュンダイが関節部を持った4本脚の昆虫型コンセプトカー「ELEVATE(エレヴェイト)」を発表しました。

通常走行に加え、未舗装路や障害物が存在する瓦礫の山を登ることが可能で、これまでのクルマでは不可能だった状況での移動を実現します。

クルマとロボットを融合したような外観をしており、脚先端の車輪内部に組み込まれたモーターで動く仕組みで、険しい地形にさしかかると、脚の関節部を伸ばしてキャビン部を持ち上げます。

「ELEVATE」は従来のクルマが立ち入れなかった様々な地形上を全方向に「歩く」ことができるため、災害時の救助活動等への利用が考えられます。また、脚の部分を折りたためば高速で走行することも可能。

実にユニークなヒュンダイの今回の提案は、将来のクルマの可能性を広げるものとなるかもしれません。

Avanti Yasunori・画像:HYUNDAI)

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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