●メルセデス・ベンツとマクラーレンのタッグだった「SLRマクラーレン」。復活のSLRは単独開発?
メルセデス・ベンツが2004年から2009年まで販売していたスーパーカー、「SLRマクラーレン」への復活待望論が囁かれています。果たして実現するのでしょうか。
「SLRマクラーレン」はF1でジョイントしていたメルセデス・ベンツとマクラーレンがタッグを組み作り上げたガルウィングのスーパーカーです。「SLR」の車名は、1955年に世界スポーツカー選手権で活躍した「300SLR」を由来としており、パワートレインには最高出力626psを発揮する5.4リットルV型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載。日本でも発売されており、当時の価格で5775万円でした。
もし復活が現実となる場合、メルセデス・ベンツは現在マクラーレンとパートナーシップを結んでいないため、新型ではメルセデス単独の開発が予想されます。そのため、この予想CGの車名には「メルセデスSLRヴィジョン」と名付けられています。
描かれたデザインは、リアオーバーハングが切り詰められ、ファストバックのボディスタイルが顕著です。しかし、印象的だったサイドのエキゾーストパイプは形状を変えて存在しており、懐かしさが蘇ります。丸眼4灯だったヘッドライトは、鋭くシャープなデザインに変更、空力性能の高いフロントスプリッターなどエアロパーツを装備し、かなりアグレッシブなデザインとなっています。
現代版「SLR」のパワートレインには、最高出力700psを発揮する4リットルV型8気筒ツインターボ+電気モーターのハイブリッドなどが予想されます。
メルセデス・ベンツは近年、モーターショーでサプライズのコンセプトモデルを出展することも多く、期待を予感させるモデルと言えるでしょう。
(APOLLO)