●タッチスクリーンを装備するBMW X1の改良型をキャッチ
BMWのコンパクト・クロスオーバーSUV「X1」の改良型プロトタイプを、零下30度のノルウェーでカメラが捉えました。前後バンパーには氷柱も見えますが、テストは順調に進んでいるようです。
捉えたプロトタイプはカモフラージュが薄くなり、新デザインも見えてきています。フロントエンドでは、「X2」と似た角ばったC型LEDデイタイムランニングライトを装備、オプションのレーザーヘッドライトを搭載しているようです。
また、現行モデルより角度のついたコーナーエアインテーク、丸いフォグランプを排除したシンプルなバンパーが見てとれます。リアエンドではテールライトのグラフィックを刷新。下部にターンシグナル用の白いバーが確認できます。
パワートレインの目玉は、新たに設定される1.5リットル直列3気筒ガソリンターボ+電気モーターのPHEV「X1 xDrive 25e」です。トランスミッションはエンジンに応じて6速AT、8速AT、7速DCTが搭載され、最高出力224psを発揮、EV航続は42km以上となります。そのほか、エントリーモデルに最高出力116psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボ、最高出力190psを発揮する2リットル直列4気筒ガソリンターボ、最高出力233psを発揮する2リットル直列4気筒ガソリンターボのラインアップが予想されます。
室内も刷新されます。次世代デジタルディスプレイ「オペレーティングシステム7.0」を搭載し、8.8インチのタッチスクリーン・インフォテインメント・ディスプレイをセンターが配置されます。またギアシフターは、「X2」と同タイプとみられます。
1月のデトロイトモーターショーをスキップするBMWにとって、次の大きな舞台となる2019年3月のジュネーブモータショーで、ワールドプレミアされると思われます。
(APOLLO)