ジープのフラッグシップモデルであるグランドチェロキーに限定車の「S Model」が設定され、2019年1月12日から120台限定で発売されます。
同車は、アメリカ本国で「Limited(リミテッド)」と「Summit」の中間に位置する日本未導入モデル「Overland(オーバーランド)」をベースとして採用しています。
グランドチェロキーは、全長4,835×全幅1,935×全高1,805mmという堂々たるサイズで、「ペンスター」と呼ばれる3,604ccのV型6気筒 DOHCエンジンに、8ATが組み合わされています。
車名であるS Modelの「S」は、グランドチェロキー・シリーズの上級モデル「Summit(サミット)」、そして、グラチェロのハイパフォーマンス仕様である「SRT8」の頭文字に由来しているそう。
各モデルの特徴的なデザイン要素を採り入れるとともに、充実装備、高い質感を備えた限定車。フロントには、「Summit」の特徴である3分割タイプのロアグリルやアクセント付きのフォグライトベゼルが備えられたボディ同色フロントバンパーが採用されています。
また、ブランドバッジなどに施されたグラナイトクリスタルカラーのエクステリアパーツや、「SRT8」と共有デザインのブラックルーフレールを備えることで、スタイリッシュなフォルムを実現。
さらに、20インチアルミホイール、ナッパレザーとスエードを組み合わせた上質なシート、レザー仕立てのインパネおよびレザードアパネル、レザーセンターアームレスト、ブラックウッドを使ったインテリアアクセントなど、数々の装備により高級感漂う仕様でもあります。キャビンの開放感を高めるデュアルペインパノラミックサンルーフも特別装備され、乗員すべてがくつろげるキャビンになっています。
用意されるボディカラーは、「ダイアモンドブラッククリスタルP/C」(限定70台)、「ブライトホワイトC/C」(同40台)、そして通常はSRT8専用色となる「ヴェルヴェットレッドP/C」(同10台)の3色。こうした充実装備でありながら、価格は「Limited」に対して100,000円高の6,200,000円に抑えられています。
(塚田勝弘)