【新型ホンダ・インサイト】内・外装のデザイン、ボディカラーの設定は?

ホンダ・インサイトといえば、初代は2ドアのハッチバッククーペ、2代目は5ドアハッチバックという形状でした。3代目は一転して4ドアセダンに変身。しかも、先代の全長4390×全幅1695×全高1425mmから、全長4675×全幅1820×全高1410mmと、ふた回りくらい大型化されています。

空力性能の高さを具現化したように見せた初代はもちろん、2代目もディテールでハイブリッドらしさをアピールしていました。いまでは、ハイブリッドが珍しくなくなったこともあり、新型ではハイブリッドであることを主張するのではなく、流麗なシルエットをまず追求したそう。

フロントノーズからリヤエンドまで伸びやかなラインを与え、複雑なキャラクターラインに頼って構成するのではなく、面で表情を生み出しているのは最近のトレンドといえそう。

フロントマスクは、クロームバーによりワイド感を強調。日本向け仕様にデザインされたフロントグリル、トランクスポイラーにより、繊細な顔つき、スポーティなリヤビューを印象づけています。

一方の内装もシンプルな面と線で構成され、操作系の見やすさと質感を両立したとしています。ハイクオリティに貢献するソフトパッドは、本革の風合いが表現され、手貼りによりチリ合わせがされるなど、ディテールにもこだわりが感じられます。

ボディカラーは、クリスタルブラック・パール、コスミックブルー・メタリック、モダンスティール・メタリック、ルナシルバー・メタリック、プレミアムクリスタルレッド・メタリック(有償色)、プラチナホワイト・パール(有償色)、ルーセブラック・メタリック(有償色)の全7色が用意されています。

(文/写真 塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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