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2018年10月1日から配布がスタートとなる話題の「ご当地図柄入りナンバープレート」。東北~九州までの全41地域での実施となります。
が、アレ? 北海道と沖縄は無いんですねぇ。どちらもデザインに選ぶご当地ものが多すぎて決まらなかったのか?なんて考えもしましたが、函館市がなぜ導入しなかったのかを調べてみました。
「函館ナンバー全地域の了承がいる」「通常のナンバープレートより手数料が多くかかる」「交付希望者の見通しがつかない」「図柄の選定が難しい」「導入の効果・メリットが感じられない」などの理由から、函館ナンバーの図柄入りご当地ナンバープレートの導入を見送ったとのこと。ン~…なかなか難しいのですね。
さて、そんな困難を乗り越えて(?)決定した各デザイン。個々、その土地柄がうまく表現されていて可愛いのや、カッコいいのや、…ン?なものまでいろいろです。では、その全デザインを駆け足で見ていきましょう! まずは【東北】【関東】編から。
【東北】 6地域
盛岡 <不来方の風>
該当地域:盛岡市、八幡平市、滝沢市、紫波郡(紫波町、矢巾町)
不来方(コズカタ)とは、人里を荒らしまわった鬼が二度と来ないように、という言い伝えからきた(諸説あり)、盛岡の地域そのものを指す言葉(雅称)だそうです。岩手公園や岩手山、さんさ踊りの太鼓をイメージしたデザインです。
岩手 <銀河鉄道の夜>
該当地域:宮古市、大船渡市、花巻市、北上市、久慈市、遠野市、陸前高田市、釜石市、二戸市、岩手郡(雫石町、葛巻町、岩手町)、和賀郡(西和賀町)、気仙郡(住田町)、上閉伊郡(大槌町)、下閉伊郡(山田町、岩泉町、田野畑村、普代村)、九戸郡(軽米町、九戸村、野田村、洋野町)、二戸郡(一戸町)
岩手が誇る作家・詩人である、宮沢賢治の銀河鉄道がブルーからグリーンへとグラデーションになるデザイン。鉄ちゃんにも人気が出そう!?
平泉 <世界文化遺産「平泉」>
該当地域:一関市、奥州市、胆沢郡(金ヶ崎町)、西磐井郡(平泉町)
世界文化遺産の荘厳さを、中尊寺金色堂にちなみゴールド輝くデザインで表した平泉ナンバー。個人的に一番のお気に入りです
仙台 <伊達政宗公と仙台七夕まつり>
該当地域:仙台市
仙台=伊達政宗さん、誰もがイメージできます! プラス、豪華な飾り付けで日本一の七夕祭りは、納得のデザインです。
山形 <さくらんぼの里 山形>
該当地域:山形市、米沢市、天童市、南陽市、新庄市、長井市、上山市、尾花沢市、東根市、村山市、寒河江市、最上郡(金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村)、北村山郡(大石田町)、東村山郡(中山町、山辺町)、西村山郡(河北町、西川町、朝日町、大江町)、東置賜郡(高畠町、川西町)、西置賜郡(小国町、白鷹町、飯豊町)
可愛いさくらんぼのデザインは、一目で山形!と分かりますね。お子さん人気もありそうです。
庄内 <稲穂の波と鳥海>
該当地域:鶴岡市、酒田市、東田川郡(三川町、庄内町)、飽海郡(遊佐町)
美味しいお米と鳥海山で、静かで美しい田園風景をイメージです。THE日本!とも感じられます。