アルピーヌ「A110」の日産バージョンが計画されている可能性があることがわかりました。
アルピーヌは、1995年以降活動を停止していましたが、2017年に復活し「A110」を発表しました。アルミ製プラットフォームを採用して軽量化を実現。ルノー日産アライアンスが開発したユニットをアルピーヌとルノースポールのエンジニアが共同でチューンして搭載するミッドシップ・2ドアスポーツカーです。
日産のミッドシップ・スポーツと言えば、1987年に公開されたコンセプトカー、「MID4-II」を思い出します。最高出力330馬力のV型6気筒DOOHCツインターボ+インタークーラーを搭載。注目を集めるも市販化は見送られました。
新型モデルは、「A110」とプラットフォームを共有し、独自デザインを取り入れた日産バージョンとなります。予想CGでは、フロントマスクのV型グリルをライト部まで伸ばし、一体感を強調。ライトデザインも単に直線するのではなく、ボデイに合わせカーブさせることでよりシャープに。下開口部は大型化&大胆なデザインでよりアグレッシブさを演出しました。
またサイドは、フロントからウインドウ、リアゲートまでつながるラインとリア、フロント、アンダーの吸気口をつなげたラインが特徴。ミッドシップらしく上下に吸気口を設けたのは、冷却効果をアップするためです。
プロジェクトが実現すれば、パワートレインはルノー日産アライアンスが開発した1.8リットル直列4気筒ガソリンターボユニットを、日産独自にチューンすることになるはずです。市販化は2020年と噂されており、実現すれば実に33年ぶりの日産ミッドスポーツ誕生となります。
(APOLLO)