【新車】レクサスRCがマイナーチェンジ。LC譲りのエレガントな外観と高い走行性能を獲得

レクサスGSのフロントセクションを使い、2ドアクーペに仕立てられたレクサスRC。レクサスは、10月2日~14日に開催されるパリモーターショーに、マイナーチェンジを受けた新型RCを出展すると発表しました。

RCは2014年の発売以来、2ドアクーペならではの流麗なデザインと、走りへの情熱を駆り立てる走行性能が自慢で、レクサスの「エモーショナルな走り」のイメージをけん引。

今回発表された新型RCは、最上級クーペのLCで培われた新世代レクサスのデザイン、走りを継承し、より魅力的なクーペに進化することを目標として開発したとしています。

具体的には、独創的かつスポーティなイメージはそのままに、LCの流れをくむエレガントなエクステリアデザインを両立。また、レクサスならではの高い質感や快適性に加えて、運転の楽しさを際立たせる内装に仕立てたそうです。

兄貴分であるLCの「より鋭く、より優雅」な走りを継承すべく、空力性能やタイヤ、サスペンションなどの主要部品が改良されたほか、エンジンの特性やステアリングフィールといった細部にいたるまで作りこみを実施。

2.0Lターボエンジンのアクセル操作に対するレスポンスが向上し、よりダイレクトな加速フィーリングを実現したとしています。また、サイドウインドウモールのフィン形状化や、リヤバンパーへのダクト追加によるホイールハウス内の圧力変動軽減など、空力性能に徹底的にこだわり、操縦安定性を大幅に向上。

また、19インチホイール装着車にグリップ性能を高めたタイヤを新採用し、優れた操舵応答性を実現。サスペンションは、ストローク速度が極めて低い状態から十分な減衰力を発揮する改良型ショックアブソーバーや、より高剛性のブッシュが採用されています。走行テストを重ねて細部に至るまでチューニングを施すことで、フラットな車両姿勢と高い運動性能を両立できているそう。

こうした改良により、運転操作に忠実な高い操縦安定性と、フラットな車両姿勢や滑らかな走りによる優れた乗り心地を得たとしています。

気になる新型RCの日本での発売は、2018年10月下旬の予定とされています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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