トヨタは、1月の東京オートサロンにて「GRスーパースポーツ コンセプト」を発表しましたが、その市販型に関する情報が入ってきました。
トヨタのオーストラリア広報、オーランド・ロドリゲス氏が一部メディアに語ったものですが、もし市販化するとすれば、100万ドル(約1億1千万円)以上の値がつくと言い、コストや限定の販売台数を考慮すればそれ以上が望ましいと語ったことからも、最低1億5千万円以上予想されます。
価格がハイパーなら、予想されるスペックもまたハイパーです。2.4リットルV型6気筒ツインターボエンジンと電気モーターにより、最高出力は986psを叩き出します。量産モデルでは何もかもがトヨタ史上最高レベルとなりそうです。
掲載した赤いボディのCGは、以前制作した市販型予想CGです。象徴的な突き出したノーズはそのままに縦型のLEDデイタイムランニングライトを装備。
ヘッドライトはボディに合わせ2分割に、サイドは大きくえぐられた特徴的なラインを活かし、大型エアスクープを備えると予想します。またウィンドウは航空機的なラウンド型から、Aピラーを備えたより実用的な形状へと置き換えています。リアウィングはボディと一体化させより流線型を強調。
それぞれのディティールを市販車的にブラッシュアップしていますが、全体のシルエットはコンセプトと共通としながらよりスーパーカーらしさを全面に押し出しました。
市販型ワールドプレミの時期に関して同氏は明言を避け、「時間がかかる」とだけ語っていることからも早くとも2020年内が予想されます。
(APOLLO)