カーモデラーの技が見られる! 体験できる! 8月22-23日、名古屋で「カーモデル エキシビション 2018」を開催!

皆さんは、カーモデラーってご存知ですか? 自動車メーカーなどに所属し、カーデザイナーが描いたデザインスケッチから、粘土(クレイ)で実寸大の立体モデルを作る方々のことです。最近はクレイモデルを作らずに、CAD(コンピュータ設計支援)用のデータを作ることもカーモデラーの仕事ですが、とにかく、2次元で描かれたスケッチに命を吹き込む、素晴らしいお仕事!

このカーモデラーの方々の団体である日本カーモデラー協会(JCMA)が、8月22-23日の両日、名古屋市中区のナディアパークで「カーモデル エキシビション 2018」を開催、会員の皆さんの匠の技を、皆さんの前で披露します。

会場では、以下のような催しが予定されています。

ライブモデリング

本年度からの新企画。プロのモデラーが何を考え、どう造形しているのか、スタジオを再現して実演します。

学生デザインチャレンジ

アイデア公募で採用された学生デザイナーとプロのカーモデラーが1組となり、1/5モデルを造形します。

モデラートレーニング

カーモデラーを志望する学生を対象に、プロのカーモデラーが1/5モデルを使い、実技・レクチャーします。

子どもカーモデラー教室

小学生を対象に、プロのカーモデラーと一緒に実車の1/15サイズのクルマを作ります。工具の使い方やクレイの削り方を教えてもらいながら、自分だけの夢のクルマをカタチにします。

普段は目にすることのできない特別な技術だけに、クルマ好きの方は必見ですが、8月後半の開催だけに、お子様の夏休みの自由課題のテーマとしてもぴったり。クルマの造形が作られていく様を、ぜひ間近でお楽しみください!

【開催概要】

カーモデル エキシビション2018
日時:8月22日(水)、23日(木)10:00~16:00
会場:ナディアパーク(名古屋市中区)
http://www.nadyapark.jp/traffic/index.html
入場無料
問い合わせ先:日本カーモデラー協会(JCMA)
http://jcma-web.jp/

※子どもモデラー教室は当日参加も可能です。ご希望される方は当日、会場内デザインホール3Fの受付までお越しください。定員に達し次第、締め切らせていただきます。

この記事の著者

角田伸幸 近影

角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
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