コネクテッドや電動化など、大きなうねりを見せる昨今の自動車業界。くらしが便利に安全になるための技術革新は大歓迎ですが、あまりの情報過多にごくふつうのクルマ好きの自分を含めて、何やら時代に取り残されたかのように感じてしまうことも多々あります。
そんな先端テクノロジーのひとつである「5G」。これもまた、次世代自動車を語るうえでは欠かせない通信システムであります。通信速度が格段に向上するだけでなく、5G化がモビリティにもたらす恩恵は何なのか。それをわかりやすく伝えてくれるウェブセミナー(略してウェビナー)の開講が予定されています。
それが「5Gは次世代モビリティをどう変えるか」と題した公開セミナーです。
企画したのは株式会社InBridgesが運営する新進気鋭のメディアプラットフォーム「ReVision Auto&Mobility」(リビジョン・オート&モビリティ)です。これまでも定期的に開催されており、これが第7回の開催となります。
講師は、我らが「しーやん」ことモータージャーナリスト・清水和夫さん。御年64歳でありながら、つい先日までカー雑誌名物の筑波アタックをこなすなど現役バリバリ。走ってめっぽう速いだけでなく新車の開発委託にも深くかかわり、安全・環境・ITSなどの分野にも早くから取り組むなど理論派としてもジャーナリスト界の頼れる兄貴的存在。現在は内閣府SIP自動走行システム推進委員会構成員という偉い肩書も持っています。
長らくのジャーナリスト生活で酸いも甘いも裏も表も知り尽くした清水さんですから、ともすれば雲の上の話になりがちな最先端のテクノロジーについて自身のコトバで噛み砕きつつ、親しみやすい視点で語ってくれることでしょう。
そしてもうひとりの講師はNTTドコモの執行役員であり5Gイノベーション推進室室長を務める中村武宏さん。メガ通信企業とモータージャーナリストの白熱のトークセッションもあるようですから、これは見る価値があるでしょう。