メルセデスベンツ「Aクラス」初のセダンを公開【北京モーターショー2018】

独ダイムラーが4月25日(水)に開幕する北京モーターショー2018で、新型メルセデス・ベンツ「Aクラス サルーン」をワールドプレミアすると発表しました。

現行「Aクラス」で成功を収めたメルセデス・ベンツは今年2月、オランダ・アムステルダムで4代目となる5ドアハッチバックモデル、新型「Aクラス」 を公開。

そのAクラスに初めて追加設定される4ドアセダンが今回公開される「Aクラス サルーン」です。

昨年4月の上海モーターショーでセダンのコンセプトモデルが公開されており、1年後となる北京モーターショーで量産モデルが公開されるという訳です。

既にニュルブルクリンクで高速走行テストが開始されており、セダンとしてのフォルムやスポーティな走りが確認できます。

ダイムラーの発表によると、新型「Aクラス」は全長:4,419mm(+119)、全幅:1,796mm(+16)、全高:1,440mm(+5)、ホイールベース:2,729mm(+29)とそれぞれサイズアップしており、各モデルに搭載されるエンジンスペックは以下となっています。

「A200」1.3L直4ガソリン:163hp/5,500rpm、250Nm/1,620rpm
「A250」2.0L直4ガソリン:224hp/5,500rpm、350Nm/1,800rpm
「A180d」1.4L直4ディーゼル:116hp/4,000rpm、260Nm/1,750‐2,500rpm

セダンにおいても同様に3種類のエンジンがラインナップされると予想され、PHEVの存在も噂されているようです。

ベースモデルの新型Aクラスはドイツやイギリスでまもなく発売される模様で、日本でも年内の発売が予想されており、派生モデルとなる「Aクラス サルーン」についても2019年前半の発売が予想され、北京モーターショーでのさらなる詳細情報公開が待たれます。

Avanti Yasunori・画像:Daimler)

【関連記事】

【北京モーターショー2018】レクサスが新型「ES」をワールドプレミア
https://clicccar.com/2018/04/19/580678/

年内公開予定。メルセデス・ベンツ Aクラス セダン、PHEVも計画中!
https://clicccar.com/2018/04/14/577832/

AIとの対話が可能に。メルセデスベンツが4代目「Aクラス」のPR動画を公開
https://clicccar.com/2018/03/31/573697/

メルセデス・ベンツ Aクラス セダンにも300馬力の「AMG A35」
https://clicccar.com/2018/03/02/562578/

次期「メルセデス・ベンツ Aクラス」はアグレッシブなルックスに変身!?
https://clicccar.com/2017/05/10/470898/

【関連リンク】

独ダイムラー
http://media.daimler.com/marsMediaSite/en/instance/ko/Start.xhtml?oid=4836258

北京モーターショー2018
http://www.autochinashow.org/autochina/index.html

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる