人気ハイブリッドが上位を独占。国土交通省が「燃費の良い乗用車のベスト10」を発表

国土交通省では、省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れたクルマの開発・普及を促進するため、毎年「燃費の良い乗用車のベスト10」を公表しています。

同省発表によると、昨年末時点で販売されている乗用車のうち、普通・小型自動車部門ではJC08モード燃費「40.8km/L」のトヨタ プリウスが3年連続で低燃費首位を維持。2位には「38.0km/L」の同アクア、3位には「37.2km/L」の日産ノートとホンダ フィットがそれぞれランキングされています。

また軽自動車部門では、JC08モード燃費「37.0km/L」のスズキ アルト、及びマツダ キャロル が首位にランキングされており、3位は「35.6km/L」のスズキ アルト ラパンとなっています。

2020年度燃費基準の達成レベルが最も高い乗用車についても、トヨタ「プリウス」が達成率205%、スズキ「アルト」及びマツダ「キャロル」が達成率150%と、それぞれの部門で首位にランキングされています。

乗用車全体の平均燃費はここ数年で大きく向上しており、今後駆動用モーターの搭載が一般化すると、各社の燃費競争はさらに「電動化技術」競争の様相を呈することになりそうです。

Avanti Yasunori

【関連リンク】

国土交通省 2017年の燃費の良い乗用車ベスト10
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha10_hh_000197.html

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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