次世代ロンドンタクシーから商用バンへ! 電動パワートレーンで最大航続700kmの実用力

2017年フランクフルトモーターショーで英LEVC(ロンドンEVカンパニー)が初公開した次世代ロンドンタクシーが新たな進化を見せます。

一見ロンドンタクシー新型ですが、サイドを見るとリアドア以降がパネルになっています。カメラマンによると、これはロンドンタクシー新型をベースとした商用バンのようです。ルノーのおしゃれ商用バン『カングー』サイズのEV・コマーシャルトラックというイメージです。

フロントマスクでは、ロンドンタクシーの特徴である、四角いグリルやLEDデイタイムランニングライト付き円形ヘッドライトはそのままに、カスタマイズされるようです。

次世代ロンドンタクシーは、親会社の中国ジーリーと共同開発され、ボルボの電動パワートレーンシステムと新しいEV軽量プラットフォームを採用しています。「eCity」と呼ばれる高度なバッテリー電動パワートレインを持ち、発電用小型エンジンを併用。バッテリーの残量が減少すると、モーターに電力を供給しつつ充電する仕組みです。最大航続距離は700kmを目指し開発を進めているようで、その実用性は世界トップレベルと言えそうです。

ワールドプレミアは、2018年秋のフランクフルトモーターショーが有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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