8年目を迎えたケンウッドの「彩速ナビゲーション」に、最上級モデルの「MDV-Z905W」「MDV-Z95」が新登場しました。2018年2月中旬から発売されます。
「AV(Audio/Visual)」ナビゲーションである「彩速ナビゲーション」に限らず、クラウドを使った渋滞情報に代表されるINFO(情報)の重要性が増しているほか、ドライブレコーダーやETC2.0連携もマストといえる状況になっています。
東京オートサロンの会場で初披露された最上級モデルの「MDV-Z905W」「MDV-Z905」は、DSD 11.2MHzや192kHz/24bit FLAC/WVAに加えて、高音質コーディックの「LDAC」の搭載により音源ファイルに加えて、ワイヤレスでも高音質サウンドの再生が可能。
2015年、いち早く車載ナビにハイレゾを採用したケンウッドでは、そこそこの音量で再生できる車内という環境に注目し、高音質で音楽を楽しみたいというニーズに応えています
ナビ機能では、6軸ジャイロセンサーによる自車位置精度の高さも特徴で、クルマの傾きと道路の傾斜データを高度にマッチングさせることで、たとえば羽田空港周辺のループした道路でも自車位置が狂うことなく、正確に案内できるそう。
ほかにも、「AppleCarPlay」、「AndroidAuto」などのスマホ連携はもちろん、前後用ナビ連携型ドライブレコーダー(フロント用:DRV-N530/リヤ用:DRV-R530)にも対応し、前後同時録画が可能。もちろん、ETC2.0車載器にも対応しています。
さらに、2月上旬発売予定の9V型WVGAリヤモニター「LZ-900」に対応するなど、エンタメ機能も万全の構えとなっています。
価格はオープンで、想定実勢価格は「MDV-Z905W」「MDV-Z905」が13万円前後、9V型WVGAリヤモニター「LZ-900」が2万円前後です。
(塚田勝弘)