【CES2018】ホンダがバッテリー交換型モビリティを提案、電動PCXは2018年内に市販と発表!

2018年1月9日に開幕した世界最大級の家電ショー「CES」において、ホンダが可搬型バッテリー『Honda Mobile Power Pack』を発表しました。

これまでも東京モーターショーなどで二輪など小型モビリティについては脱着型バッテリーを提案、日本郵便と協業して普及を目指す電動カブについても脱着式バッテリーを採用すると予想されていますが、その製品化が近づいたことを実感させる発表です。

『Honda Mobile Power Pack』本体だけでなく、複数のバッテリーパックを充電できるステーションやアウトドアの電源として利用できる持ち運び用キャリアなども同時に発表しています。何より注目は、2018年内に日本を含めたアジア地域で発売予定という「PCXエレクトリック」でしょう。

人気スクーターのPCXに、2つの『Honda Mobile Power Pack』を搭載するという電動スクーターを駆動するのはホンダが独自に開発した駆動モーター。これまで電動スクーターというと、50cc相当の低出力(600W)に制限されることでパワー不足が指摘されることもありましたが、2つのバッテリーをシート下に収めるPCXエレクトリックであればゼロ・エミッションながらパワフルな走りが期待できます。

(山本晋也)

※初出痔、PCXの一部をFCXと誤記していたましたので修正しました。

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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