本気の「カイエン」キラー!マセラティ・レヴァンテに用意される570馬力の高性能「GTS」

マセラティ初のSUV『レヴァンテ』に投入が確実視されているハイパフォーマンスモデル、『GTS』の市販型プロトタイプを始めて捉えました。これまでミュールボディは目撃されていましたが、生産型は始めてです。

フロントバンパー左右や、グリルの下に3分割された大型ベンチレーションを備えているほか、ボンネットには2つのエアスクープがテープで隠されているように見えます。リアには、最新のエキゾーストシステムを備えた全く新しいディフューザーを装備し、高性能モデルらしいエクステリアです。

ベースモデルの「レヴァンテ」は、3リットルV型6気筒エンジンを搭載し、最高出力は350psと430psを発揮しますが、ライバルのポルシェ「カイエン ターボ」を脅かす存在とはいえませんでした。

対して「GTS」のパワートレインは、ZF製8速ATと組み合わされるフェラーリ製3.8リットルV型8気筒エンジンを搭載し、最高出力はカイエンターボを凌ぐ570ps、最大トルク700N以上のパフォーマンスを発揮し、本気のカイエンキラーとなりそうです。

ハイテク装備では、アップデートされる「タッチコントロール・インフォテイメントシステム」、正確なドライビングラインを保つ「トルクベクタリングAWDシステム」などを装備し、2018年初頭、あるいは3月のジュネーブモーターショーでのベールダウンが期待出来そうです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる