2017年1〜9月のグローバルでの販売台数がプラス3.7%と好調のBMW。東京モーターショーでは電動化モデル以上にラグジュアリーモデルに力が注がれているのが特徴です。
東京モーターショー2017のBMWブースのテーマは「ストーリーオブラグジュアリー」。BMWのブランドアイデンティティとなる新しいラグジュアリーモデルの方向性を示しているのが、8シリーズコンセプトです。
情熱のパワーパフォーマンスマシンの8シリーズコンセプトはラグジュアリースタイルのレーシングカーと呼べるほどの高いパフォーマンスを発揮します。従来の6シリーズの進化モデルではなく、全く異なるアプローチを行っています。
そして心で運転したくなる2シーターオープンカーのZ4コンセプトも公開されました。トヨタスープラのオープンカーモデルと言われていますが、従来のロングノーズショートデッキのクラシックスタイルからショートオーバーハングのモダンなスタイルへと変更されています。
そのほか1万台を突破したPHVの5シリーズや7シリーズをはじめ、発売されたばかりのBMW X3、フェイスリフトを行ったばかりのBMW M2などが展示されています。M5などのハイパワー車からPEHVまで幅広いパワーユニットを用意しています。
(萩原文博)