10月7~8日、タイのチャン・インターナショナル・サーキットで開催のSUPER GT第7戦「2017 AUTOBACS SUPER GT Round7 Chang SUPER GT RACE」。10月7日に行われた予選ではGT300クラスで、21号車Hitotsuyama Audi R8 LMSが今季初のポールポジションを獲得しました。
東南アジア特有の変わりやすい天候であった10月7日。公式練習では晴れていた天候も公式練習が終わるとスコールとなり予選Q1ではウェット宣言が出され各チームはレインタイヤでのアタックとなります。
そんな中Q1をトップで通過したのがリチャード・ライアン選手がドライブしたHitotsuyama Audi R8 LMS。
続くQ2もスタート前は雨が上がっていたためにスリックタイヤを選択するチームもありましたが予選スタートとほぼ同時に雨が降り始め、数周でレインタイヤに履き替える状態に。そんな中、予選終了3分前で39秒台が頻発。このまま39秒台で予選が決まるかと思われた終了1分前。柳田真孝選手が1分38秒142という、ライバルよりも1秒以上早いタイムで走りきりポールポジションを獲得しました。
Audi Team Hitotsuyamaにとっては今季初のポールポジション。幸先のいい海外ラウンドとなりました。
なおGT500クラスはQ2のチェッカー周にギリギリで1分25秒011というタイムを叩き出した37号車KeePer TOM’S LC500がポールポジションを獲得しました。
10月8日の決勝は雨という予報のチャン・インターナショナル・サーキット。雨の予選結果が決勝に反映されるのか、それとも台ドンデン返しがあるのか?決勝は日本時間の午後5時にスタート予定です。
(松永和浩)