2017年F1第15戦マレーシアGPがセパン・インターナショナル・サーキット(5.543km、周回数56周)で開催されました。
ポールポジションを獲得したのはドライバーズ・チャンピオンシップ、ポイントリーダーのルイス・ハミルトン(メルセデス)。2番手にキミ・ライコネン(フェラーリ)、3番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続きました。
ドライバーズ・チャンピオンシップ2位でハミルトンを追いかけるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、予選中にパワーユニットトラブルが発生。タイムを出すことができませんでしたが、レース出走許可がおり、最後尾スタートとなりました。前戦のノーポイントに続き、なかなか運が味方してくれません。
そしてフェラーリの不運はまだ続きます。決勝前のレコノサンスラップでスロー走行となったライコネン。グリッド上で懸命の修復作業が行われましたが、その努力も報われずマシンはグリッドからピットガレージに押し戻され、レースに参加することができなかったのです(涙)。
優勝を狙える位置からのスタートだっただけに、とても残念な結果となってしまいました。
18番手以降の3台(ザウバー2台、ベッテル)がソフトタイヤを選択。その他のマシンは全てスーパーソフトタイヤを履き、最後のマレーシアGPがスタート! 5番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)が好スタートをきめ、3番手に浮上します。
4周目、フェルスタッペンがマシンの不調を訴えるハミルトンをターン1でパス。トップに躍り出ました!
その直後、今度は4番手のダニエル・リカルド(レッドブル)が前を走るボッタスにしかけます。ターン1から4までの激しいサイドバイサイドのすえ、リカルドがボッタスをかわし3番手に浮上。2台のクリーンなバトルは素晴らしかったです!