順調にレースが進む中、上位勢で最初に動いたのはハミルトン。26周目にソフトタイヤに交換します。それに合わせ、フェルスタッペン、リカルドもピットイン。同じくソフトタイヤに交換しました。
ここでソフトタイヤでスタートしたベッテルもピットイン! もう少し長く走るかなと思っていましたが、上位勢と同じタイミングでタイヤ交換するとは驚きです。少し先にタイヤ交換をしたボッタスをアンダーカットできたのは良いものの、スーパーソフトタイヤで残りの周を走り切ることができるのでしょうか……。
一つでも多くポイントをとりたいベッテルは、3番手のリカルドを懸命に追いかけましたが、最後まで抜くことができませんでした。でも、最後尾スタートからここまで順位を上げたベッテルは凄い! 次戦の日本GPでの活躍に期待したいですね。
最後のマレーシアGPを制したのは前日が20歳の誕生日だったフェルスタッペン! 今シーズン初、2016年スペインGP以来の優勝となりました。今シーズン、不運が続いていたフェルスタッペンにとって、この優勝は最高の誕生日プレゼントになったのではないでしょうか。マックス、おめでとう!!
そしてレース終了後、衝撃的な映像が飛び込んで来ました。なんと、スローダウンラップをしているベッテルの右リヤタイヤの上に左リヤタイヤが乗っかっているではないですか!
「一体どういうこと!?」としばし混乱しましたが、どうやらランス・ストロール(ウィリアムズ)をアウトから抜こうとしたところ接触し、マシンの左リヤに大きな損傷を受けてしまったようです。
コース上にマシンを止め一人ぽつんと立つベッテル。そこへ、スローダウンラップ中のパスカル・ウェーレイン(ザウバー)がやってきました。するとウェーレインはマシンを止め、ベッテルをサイドポンツーンに乗せてあげたのです。久しぶりのF1タクシー、きたー!!
マシンに乗り込む前にはまらなくなってしまったステアリングを慌てて回収し、ウェーレインのコックピットに入れるベッテルの姿が何とも言えず可愛く、キュンとしちゃいました。ステアリング、大事ですからね。
次戦(10月8日)はいよいよ日本GPです。ドライバー達が日本にいると思うだけで、テンション上がりますよね!
日本GPではどのような戦いが繰り広げられるのか、今から楽しみで仕方ありません!!
マレーシアGPリザルトは以下の通りです(ポイント圏内のみ)。
順位/No./ドライバー/チーム
1/#33/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
2/#44/ルイス・ハミルトン/メルセデス
3/#3/ダニエル・リカルド/レッドブル
4/#5/セバスチャン・ベッテル/フェラーリ
5/#77/バルテリ・ボッタス/メルセデス
6/#11/セルジオ・ペレス/フォースインディア
7/#2/ストフェル・バンドーン/マクラーレン
8/#18/ランス・ストロール/ウィリアムズ
9/#19/フェリペ・マッサ/ウィリアムズ
10/#31/エステバン・オコン/フォースインディア
(yuri)