木製ガードレールにアニメコラボのご当地ナンバープレート…プラスアルファが楽しめる道の駅・箱根峠(神奈川県)【車中泊女子の全国縦断記】

道の駅といえば地場産の新鮮な農作物やご当地グルメが堪能できるとして、必ずと言っていいほどドライブコースに入る人気スポット。物産館やレストランのみならず、温泉施設が併設されていたり、景勝地に隣接しているなど「プラスアルファ」が期待できる道の駅ほど人気を集めています。

今回ご紹介するのは、神奈川県にある道の駅【箱根峠】。国道1号線沿い、その名の通り箱根峠に位置し、富士山や芦ノ湖が一望できる絶好のロケーションです。

道の駅から観た芦ノ湖と二子山。これからのシーズンは紅葉も楽しめます!

神奈川県県西土木事務所小田原土木センターでは神奈川県産間伐材を使った「神奈川県型木製ガードレール」を開発、まずは箱根から設置をはじめています。

あまりに景観とマッチしていて気づかなかったくらいです。低予算で廃材も出ないとのことで、徐々に広がりつつあります。

箱根は、あの大人気アニメ【エヴァンゲリオン】に登場する架空の都市「第3新東京市」として、アニメファンが〝聖地巡礼〟に訪れることでも有名です。

箱根町観光協会では、2009年に同作とのタイアップ企画として「ヱヴァンゲリヲン 箱根補完マップ」を制作・配布するなどアニメファンの観光誘致に力を入れ話題となりました。現在も「箱根補完計画ARスタンプラリー」を開催中です。

道の駅の自動販売機もEV充電器もエヴァンゲリオン。

さらに原付自動車のナンバープレートもエヴァンゲリオン!(数字は画像処理で消しています)

箱根湯本にはエヴァンゲリオンのグッズを取り扱うオフィシャルショップ「えう”ぁ屋」が出店していたり、あの大手コンビニチェーン「ローソン」までもが支店名に「第3新東京市店」を命名するなど勢いは衰えず。

もちろんアニメファンならずとも、箱根と言えば芦ノ湖観光は外せません。遊覧船で景観を楽しんだり、箱根園水族館で癒されたり、箱根神社(九頭龍神社)や弁財天社へ参拝・祈願したり、温泉でくつろいだりと、箱根は見どころ満載です。

(松本しう周己)

この記事の著者

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松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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