昨年のスーパー耐久の覇者、PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE のゼッケン1番。
そして同チームのゼッケン28番。この2台がなんと同門でST-1クラスの首位争いをしていた!
スターティンググリッドはゼッケン1番のほうが前ながら、スタートで28番が前へ出ようと猛プッシュ。激しいバトルは1周目から始まっていました。ベストタイムはゼッケン28番の片岡選手のほうが0.6秒速い1分47秒495。
ゼッケン1番の柳田選手は43周でピットイン。しかしゼッケン28番の片岡選手は45周目に突入。 ここが勝敗を大きく分けました。なんとガス欠症状でスローダウン。なんとかピットに戻り給油とドライバーチェンジでコースに復帰。
ゼッケン1番の谷口選手のブログによると、「(片岡選手が)44周でピットに入っていれば、まだまだテールtoノーズだっただろうにね。」とのこと。
NOB BLOG http://ameblo.jp/nob-taniguchi/entry-10964234669.html
ここら辺の駆け引き、すごくシビアです。
ということで後半は安定して走りぬいたゼッケン1番の優勝。さすがスーパー耐久常勝チーム!
チェッカーを受けた谷口選手は第1戦に引き続きまたも優勝。セパンでの初音ミクZ4のスーパーGT300クラス初優勝を考えると、新旧のZ4を優勝に導いたことになります。
そういえば谷口選手はWTCCもBMWでしたね。
(北森涼介)