トヨタ自動車(以下トヨタ)が1月23日、24年ぶりにフルモデルチェンジした小型バス「コースター」の生産を岐阜県各務原市の岐阜車体工業本社工場で開始しました。
これまで同車の生産を担ってきたトヨタ車体が2007年に岐阜車体を完全子会社化。生産を愛知県豊田市の吉原工場から岐阜県各務原市の岐阜車体に移管することになり、敷地面積の都合上、生産ラインの長さを従来の約3分の1に短縮したそうです。
そのための工夫として、組立ライン上でコースターを縦ではなく、横向きに並べて流しているそうで、シートなどの組付け部品も、それまでの乗降口からではなく、車体の前後左右窓ガラス部からロボットで車内に搬入することで、ライン長を短縮。