【東京オートサロン2017】東京国際カスタムカーコンテスト、チューニングカー部門受賞車を見てきた

東京オートサロン2017で1月15日に発表された東京国際カスタムカーコンテストの各部門賞。その受賞車両を実際に見てきました。今回はチューニングカー部門。

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最優秀賞はTOPSECRETのVR32 GT-R。

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エンジン、駆動系など、移植できるパーツを全てR35 GT-Rから持ってきたという、現在考えられる最高スペックのR32 GT-Rを目指したというVR32 GT-R。

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実は直6のRB26DETTエンジンよりもVR38DETTエンジンのほうがエンジンの全長が短いから可能となったとのこと。しかしトランスアクスルやミッション、トランスファーなどの駆動系の移植はかなり苦労したそうです。

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優秀賞には雨宮スーパーNA 3ローター7。

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FCのRX-7に3ローターを、まさにぶち込んだといってもいいエンジンルーム。RE雨宮にしてはエンジンルームが詰まっている印象です。

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ボンネットは排熱重視。3ローターの熱はかなりのもので、大型ラジエターの熱をすぐに排熱できるように工夫されています。

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そしてマフラーはドルフィンテイル。このマシンのためにワンオフ製作されたものだとのこと。

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こちらも優秀賞のVARIS 神風86。

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サーキットでのタイムアタックに特化したエアロが迫力満点。

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チューニングエンジンの膨大な発熱、そしてハードブレーキでの発熱に対応しながら、ダウンフォースも増大させる工夫が満載。

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リアのデュヒューザーやどデカイリアウイングなど、ラジアルタイヤでアタックするためにグリップ力を増すような膨大なダウンフォースを生み出すためのエアロが迫力過ぎます。

ここに紹介したチューニングカー部門受賞車を含め、東京国際カスタムカーコンテスト受賞車両から投票で選ばれるカスタムカーグランプリ。東京オートサロン2017の公式サイトから1月22日23時59分まで投票できます。

(写真・文:松永和浩)

【関連リンク】

東京国際カスタムカーコンテスト受賞車両発表
http://www.tokyoautosalon.jp/2017/contest/

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この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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