1月13日、東京オートサロン2017の会場内で、タイヤブランドのNITTOが新製品を発表しました。
NITTOは1949年設立と、意外とその歴史は長いのですが、主にトーヨータイヤの対米輸出商品を主力としていたために国内での知名度はあまり高くはありませんでしたが、2003年に映画ワイルドスピードの登場車両にそのステッカーが貼られていたことで北米で大ブレイク。日本でも知名度が上がり、2006年にNITTOブランドを販売する目的でニットージャパンが設立されました。ニットージャパンの販売するタイヤはカスタマイズカーに焦点を当てたラインナップとなっています。
そのニットージャパンが今回発表した製品は2種類。ラグジュアリーSUVに向けた「NT421Q」。
そしてハイエンドカー用として開発された「NT555 G2」。
NT421Qは特にウェット性能に磨きをかけ、NT555G2は高性能と低燃費、ウェットグリップ性能をマルチに両立させた製品。
NT421QのデモカーはレクサスNX。NT555G2はフォードマスタング・エレノア。エレノアはニコラス・ケイジ主演映画60secondsで話題となり多数のレプリカを生み出しましたが、実際のホンモノは極端に数が少なく日本国内に数台しかないのですが、その一台がデモカーとなっていました。
独特のトレッドパターンがカスタムカーにこそ似合うNITTO。性能の高さはいうまでもありませんが、ファッション要素もかなり評価の高いブランドとして定着することでしょう。
(写真・文:松永和浩)