トヨタとフォードが「スマートデバイスリンク」の業界標準化でコンソーシアムを設立!

トヨタ自動車(以下トヨタ)とフォード・モーター・カンパニー(以下フォード)が1月4日、スマートフォンとクルマをつなぎ、車内でのアプリ操作を可能にするオープンソース「スマートデバイスリンク(SDL)」を管理する非営利団体「スマートデバイスリンク コンソーシアム」の設立を発表しました。

sdl

「SDL」は、スマホ用のアプリを車載器上で利用できるようにするためのプラットフォームで、ナビ画面や音声認識機能を通してスマホのアプリ操作が可能となり、これにより、エンターテイメントや道路情報などを安全に、かつセキュリティ面でも安心して利用することができます。

トヨタとフォードは昨年1月に「SDL」の展開に際し、共同で仕様開発・運営を行う枠組みを構築することで合意。

今回設立するコンソーシアム(共同事業体)には、スバル、マツダ、スズキ、PSAグループなどの自動車メーカーや、サプライヤーが参画しており、ハーマン、パナソニック、パイオニア、QNXも覚書にサインしました。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる