2016年のロサンゼルスオートショーにて、ホンダが「シビックSiプロトタイプ」を世界初公開しました。
真っ赤なボディに、センター出しマフラーやリアウイングといったスポーティな出で立ちの「Si」は、北米市場ではおなじみとなっているシビックのスポーティグレード。
すでに発売されている10代目シビックに2017年に追加設定される予定の「シビック クーペ Si」と「シビック セダン Si」。その方向性を示すショーカーということです。
とくにセンター出しマフラーの多角形型エキゾーストパイプフィニッシャーは、NSXにも通じるものでホンダのスポーツ表現として広がっていきそうです。
エンジンは、吸排気に可変バルブタイミング機構を備えた1.5リッター直噴ターボ、そこにショートストロークタイプの6速MTが組み合わせられるというから、走りにも期待が高まります。
フットワークは235/35R19タイヤにドリルドローターといったスポーティなもので、メカニズム面でもアクティブダンパーやアクティブステアリングシステム、LSDなどを採用することで、シビック「Si」らしいスポーティーなパフォーマンスが期待できるものとなっています。
(山本晋也)