テスラ・モデルSの登場後、電気自動車と高性能スポーツカーがゼロ加速の勝負をして『速い!』といわれることが多かいです。
でも、モーターの特性上、ガソリンエンジンと比べて低回転のトルクが圧倒的に太いので、そんなに驚くことじゃないんですよね。
ただね、1/4マイル(約400m)ともなると話が変わってきます。
というのは、終速が200km/hを超すようなレベルになってくるからなんです。低速トルクが太いほうが出足はいいわけですが、最高出力が高いほうが最高速は伸びていきます。
車速が上がっていくほど、低速トルクではなく最高出力や空力特性がものをいうようになっていくわけです。また、ゼロスタートではなく、一定速で並走しているところからの加速勝負というような場面だと、またちがってくるでしょう。
そして、今回紹介するのは、テスラ・モデルSの新型P100Dとランボルギーニ・ウラカンがちゃんとしたドラッグレースのコースで、1/4マイルの競走をする動画です。
まぁ、単純にパワーユニットの性能だけでなく、タイヤのグリップ力(サイズも含む)や車重、空力などさまざまな要素がからむので、なかなか予想はしにくいと思いますが、600psを超えるウラカンとテスラ・モデルS P100D、どちらが速いでしょうか?
じつは、モーター出力でいっても、モデルS P100Dはけっこうあるんですよね。 さて、その結果は次のページでどうぞ。