実現するか? 太陽光発電を行う道路舗装【動画】

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今の道路はアスファルトで舗装されていますよね。

アスファルトは石油を精製する過程ででてくるモノの一種で、これを小石とまぜて固めて道路の舗装にするわけです。従来の舗装はもちろん通行や駐車に使うだけで、自分自身がなにかを生み出すことはありません。

でも、舗装に太陽光パネルを埋め込めるとしたら? そんなアイディアがアメリカで登場しました。

これが、「ソーラー・ロードウェイ」パネルです。もし、アメリカのすべての道路(歩行者用を含む)をこのパネルで覆うことができたとしたら、全米で消費される電力の3倍の電力を生み出せるというのです!

この「ソーラー・ロードウェイ」パネルは、強化ガラスで太陽光パネルやLEDライトをはさむような構造になっているようです。もちろん、トラクション試験や荷重試験、耐衝撃試験を行って、適切なものになっています。

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ひとつひとつは六角形で、これを組み合わせて舗装します。そのおかげでカーブや丘など、平坦で真っ直ぐではない場所もうまく舗装できるというわけです。またこの「ソーラー・ロードウェイ」パネルはLEDライトを内蔵して、白線などをペイントする代わりに光らせることができるようになっています。

なので、舗装路面のラインを変更したり、場合によっては駐車場からスポーツ施設へと簡単にラインを変更することもできます。

また圧力センサーを内蔵させて、行く先に大型動物がいたりしたら、道路に警告を表示させることもできます。さらにヒーターを内蔵させることもできるので、寒冷地では雪を溶かすこともできるようです。

それでは、その紹介動画(英語)は次のページでどうぞ。

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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