プジョー208 R2が全日本ラリーで初優勝【動画】

2016年に全日本ラリーにラリー専用車となる「プジョー208 R2」を走らせているラリープラス・クスコレーシング・ラリーチームが、第三戦の若狭ラリーにおいて、クラス初優勝(JN5クラス)を遂げました。

160524_Wakasa_3

FIA R2規定によって作られたプジョー208 R2を駆るのは、クスコレーシングのエースドライバーといえる柳澤宏至選手。今回はコ・ドライバーを加勢直毅選手が務めるという体制で、最終的に2位に28.1秒もの差をつけるという圧倒的な勝利となりました。

プジョー208 R2が優勝したJN5クラスは輸入車が参戦しているのも特徴。今回のトップ6でも国産車はトヨタ・ヴィッツGRMNターボ(3位)がいるのみで、シトロエンやミニJCW、アバルト500といった欧州ホットハッチが覇を競うクラスとなっているのです。

クスコレーシングが公開している360度撮影のオンボード映像(角度を自由に動かすことが可能)は必見です。

(写真提供:プジョー・シトロエン・ジャポン)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる