阪神高速湾岸線の特定区間で大型トラックの自動ブレーキが謎の誤作動?

阪神高速湾岸線の特定区間で、UDトラックスの大型トラック・クオン2014年モデルの「トラフィックアイブレーキ」と呼ぶ自動ブレーキに謎の誤作動が発生しており、UDトラックスがユーザーに対処を呼びかけています。

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UDトラックスの発表によると、同社のクオン2014年モデルで確認されているトラフィックアイブレーキの誤作動(同社は不要作動としています)は、前に他車がいないのにトラフィックアイブレーキが作動して自動ブレーキがかかってしまうことがある、ということです。

この誤作動は、下図に示す阪神高速湾岸線の2区間で発生しています。

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この区間には、高架道路の橋脚などが設置されており、同社ではこれらの構造物をトラフィックアイブレーキが誤検知している可能性がある、としています。

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この事態に、UDトラックスは対策として

・阪神高速湾岸線の特定区間でトラフィックアイブレーキを解除する
・時速75キロ以下にスピードを抑える

ことを呼びかけています。

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また、UDトラックスは発表で

・トラフィックアイブレーキは保安基準の性能用件を満たしている
・トラフィックアイブレーキには機能上の限界から前方の車両検知以外で作動する場合がある
・クオン2014年モデル以外は誤作動しない

として、クオン2014年モデルの誤作動の原因を究明し、対策を検討するとしています。

自動ブレーキに関しては、我々一般ユーザーの乗用車でも誤作動?を経験することがありますが、今後のUDトラックスの対応に注目が集まっています。

メーカー告知ページ:クオン2014年モデル トラフィックアイブレーキについて

(山内 博・画像:UDトラックス)