国内販売されるルノー車といえばカングーを思う浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、走りに特化したクルマ好きからすれば“ルノー・スポール”が手がけたルーテシア、メガーヌこそルノー車だという思いが強いはず。
そんな走りに趣をおくユーザーの期待に応え、ルノーブースはルノー・スポールづくしの展示となりました。
今回の主役はなんといっても3台のメガーヌ・ルノー・スポール・トロフィー。
まずは「メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィー」。
そして、このショーが初披露となるメガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーS。
トロフィーと外観の違いは、
ドアの後ろにある専用デカールで見分けます。
最後はニュルブルクリンクのFF最速タイムを記録した2シーター「メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーR」。
この車両は、まさにニュルを走り記録を生み出したクルマ。わざわざフランス本国から持ってきたそうです。
初披露されたトロフィーSは、ルノージャポン大極司社長(写真)が「このクルマはルノージャポンのオリジナルブレンドといえるクルマで、トロフィーと内装は同じながらもオーリンズ製・車高調ダンパー(フロント20段階、リア30段階)を装着するなどサーキットでベストな調整ができるうえ、トロフィーRとは違い右ハンドル5シーターであるため普段使いに使いやすさにこだわりました」とコメント。
またトロフィー3台を揃えたことについて「トロフィー3モデルが一同に並ぶのはこれが最初で、おそらく最後になると思います」と続けました。
昨年、国内で4662台と過去最高を記録したルノーですが、ルーテシアやキャプチャーといった新型モデルだけでなくメガーヌなどのルノー・スポール仕様がメーカーのイメージを引き上げていたことが貢献していることは間違いありません。
誰が乗っても運転の楽しさを味わえる3台のメガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーをショーで見逃すことはできませんよ!
【テヅカ・ツヨシ】