くぼきひろこと申します。
クリッカーライターを自称してはおりますが、その実“クルマは好きだけどまったく詳しくない”という困った存在です。
そんな私がこのたびclicccar of the yearの選考委員を拝命したもので、正直度肝を抜かれました。
まさか自動車免許を所持していない選考委員を採用するという、通常のアワードでは考えられない破天荒さ。2015年もクリッカーは剛胆ね……と、一抹の感動さえ覚えております。
とはいえ、諸事情によりクリッカーのすべての記事に目を通している私。ノミネート車は1台も試乗していませんが、1年間の新車関連ニュースはすべて読んでおります。
『クリッカーの記事を読んで「よく分からないけどカッコいい!」と思ったクルマ ベスト5』を各車種オススメ記事とともに発表したいと思います。
1位『BMW i8』
なにせカッコいい!次世代自動車の“カッコよさ”が、こんなに早く一つの到達を見るとは思いもしませんでした。
オススメの記事はこちら
※BMW i8 価格1917万円だけの価値はある?
上記の記事を読むと、あら不思議。「1917万円だなんて、なんてお値打ちプライスなのかしら!」という気分になれます。実際のところ、こんなスーパーすぎるカーにしては大変お買い得のようで。2000万円級なのにバーゲンプライスという異次元ぶり。BMW i8が私の1位となりました。
2位『マツダ アクセラ』
スカイアクティブがどうとか。ハイブリッド投入とか。選べるパワートレーンとか……。そういうことはもちろん割愛。ぜひクリッカーの過去記事をご参照いただければと存じます。
私の印象に残っていたのは、塚田勝弘氏による文章と前田惠介氏の写真による記事です。
※マツダ『アクセラ』画像ギャラリー ─ そのデザインと使い勝手【動画】
雄大な桜島を背景に、美女とアクセラが佇んでいます。これを見て、マツダの『ソウルレッドプレミアムメタリック』というカラーはどことなく雅やかで、日本の風土によく映える赤なのだなあ……などと風流な気持ちになったことが選考の理由です。
「じゃあ『ソウルレッドプレミアムメタリック』を採用しているマツダ車なら何でもいいんじゃ?」というご指摘は甘んじて受けようと思います。
同2位『アウディ S1』
楽しそうなクルマ!
他のどれより、そう感じさせてくれたのがアウディS1です。一見ポップな雰囲気なのに、その実とんでもない男前ぶり。自分で乗りたいというより、彼氏に乗ってほしい1台かもしれません。
エクステリアのスポーツ感がやりすぎじゃないところが素敵で、オトナげたっぷりの余裕を感じます。これはかなりイケメン!
※アウディS1/S1スポーツバックに試乗してわかったホントのいいもの感!
同2位『レンジローバー/ランドローバー スポーツ』
もう、ただただ好きだから。
私がお金持ちだったらコレを乗り回したい! 純粋にそう感じるという意味ではレンジローバー・スポーツが一番かもしれません。大きくて、タフで、速くて、そして洗練されている。そういう女に私はなりたい……。
もう一つのポイントが、特別仕様車、レースやタイムアタックなどの一連の記事が面白かったこと。“一番速いSUV”だなんて、なんだか一癖あって素敵です。
※史上最速のレンジローバー「スポーツSVRプロトタイプ」が登場!【動画】
3位『メルセデス・ベンツ Cクラス』
最後の一台、かなり悩んで選んだのがCクラス。
赤いシートがカッコよさそうだから!……というのは、さすがに冗談ですが、Cクラス日本上陸の記事を読んだときのことを思い出しまして。
※メルセデス・ベンツ新型「Cクラス」画像ギャラリー ─ コンパクトセダンの世界基準が上陸
山本晋也氏による展示会撮り下し画像ギャラリーです。堂々として色っぽく、新しく。そしてシートが赤い(しつこくてすみません)。やっぱり新しい“ベンツ”が出るときは、新しい風が吹くような感じがしてワクワクします。
以上、まったく参考にならなかったとは思いますが、くぼきひろこのベスト5でした。
思い返してみれば、見ているだけの私でもワクワクしたクルマがたくさんありました。2015年こそは免許を取るぞ!
(くぼきひろこ)