警察庁とJAFによる「チャイルドシート使用状況全国調査2013」によると、2013年になって初めてチャイルドシートの使用率が60%を超えたそうです。子どもがいる私はまだ60%なの!? と驚きましたが、みなさんはいかがでしょうか。
未だ4割の人が使用していないのは、さまざまな理由があるでしょうが、取り付けている場合でもじつに60%以上がミスユースしているとのこと。
取付時のミスユースで多いのは、肩ベルトの締め付け不足や後席ベルトの通し方などで、チャイルドシートの着座時のミスユースも40%もありますから、正しい取付と正しい着座ができていないと、意味はありません。
それを防ぐには、ISO-FIXの取付が可能な車種ならISO-FIX対応チャイルドシートを購入するのが近道です。
コンビが7月下旬から発売する「ネルームISOFIXエッグショックND」は、従来製品からの簡単操作に加えて、ISO-FIXにより簡単かつ確実な取付ができるのが特徴。
従来から好評の人気機能も搭載し、ワンタッチの前向き/後ろ向き、3段階リクライニング調節と8段階に伸び縮みするヘッドレスト調節で、合計48パターンのシートアレンジが可能です。これらにより、新生児から4歳頃までの赤ちゃんの成長に合わせてしっかりとフィットさせることができます。
さらに、どのリクライニングポジションでも指1本で簡単に360 度回転させることができる機能も加えた新構造で、限られた車内での乗せ降ろしも楽。安全面では、同社の従来の360 度回転タイプのチャイルドシートに比べ、可能な限りシートを寝かせたベッド型であるのも特徴です。
赤ちゃんと保護者が向き合える後向き装着で、もしもの衝撃を背中全体で受け止め分散できる安心な構造を採用しています。
ほかにも、汗っかきな赤ちゃんの座り心地を考えて、立体メッシュシートと本体に通気孔を設けた構造で通気性を確保し、さらに洗えて通気性もアップした衝撃吸収素材「エッグショックQnew(クニュ)」を搭載。
価格は5万7000円(税別)で、適応体重は18kg以下(新生児〜4歳頃まで)。本体重量は12.0kgです。
(塚田勝弘)